北海道大学で冬季スクーリングを開催

2024年1月5日~7日の3日間、北海道大学の札幌キャンパスにて、「探求初歩講座」(冬季スクーリング)を開催しました。本イベントは、北海道大学DX教育連携部門との共同で実施されました。

講座の中では、衛星画像解析の授業や、高校生同士での探求課題についてのディスカッションを行いました。さらに、Johns Hopkins大学応用物理研究所のR.Lorenz博士による惑星探査機に関する特別講演、宇宙ミッションセンターの見学など、盛りだくさんのプログラムでした。

参加した受講生の声
・ 宇宙ミッションセンターの見学で、衛星が造られる現場を見ることが出来てすごく面白かった。
・ 自分の研究課題の方向性に迷っていたので、色々な人から意見を貰えて良かった。もっとアイディアを出せるよう、様々な視点から考えられるようにしたい。
・(大学の先生方のお話を聞いて、)着眼点と発想次第で世界でひとつだけの研究ができると実感することができました。

全国から集結! 東京スクーリング開催

10/14-15にかけて、東京駅でスクーリングを開催しました。
4期生が入ってから初の対面イベントです。

全国から、受講生が5名, 大学・大学院生TAが5名, 大学教員が3名参加しました。

二日にわたって、研究議論や受講生の研究発表、大学院生TAの研究紹介などを行いました。
普段は顔の見えないメンバーと、対面で話すことのできる貴重な機会ということもあり、和気あいあいとした雰囲気の中で活発な議論が交わされました。

次回のスクーリングは2024年1月に北海道の札幌で開催を予定しています。

受講生がJpGUで研究発表

2023年5月24日、日本地球惑星科学連合(JpGU) 2023年大会が開催されました。
SSP+からは受講生の藤戸さん参加し、一般セッションにてポスター発表を行いました。

発展途上国を中心とした、清潔な飲料水を日常的に確保できない人が多くいる地域で、安価に各家庭で利用できる紫外線水殺菌装置の開発についての発表でした。

ポスターの前では何人もの研究者が足を止め、藤戸さんの発表に耳を傾けていました。ときおり、参加者から研究について質問され、議論を交わす場面もありました。

NPO法人SSP+誕生!

SSP+は2023年4月19日付で、特定非営利活動法人として登記が完了しました。
今後はNPO法人SSP+として、より一層活動の幅を広げ、高校生の研究教育を進めてまいります。
これからもご支援のほど、よろしくお願いいたします。

【受講生の声 Vol.3】 斉藤優希さん

JpGUの参加を終えた斉藤優希さんの声をご紹介します。

・JpGUに参加した感想
 学会に参加したのは今回が初めてで、いきなり規模の大きいJpGUに参加することになりとても緊張していましたが、実際に行ってみると楽しむことができました。他の人の発表は英語だった上に難しいものが多く、新しい刺激を受けることができました。

・SSP+の活動を通して学んだこと、経験して良かったこと
 落雷位置の推定精度を上げる研究で、最初は背景などを深く考えずに闇雲に精度を上げようとしていましたが、ただ精度を上げることが重要なのではなく目的にあった精度を目指すことが重要だということを学びました。大学に入ってから研究を行う際も、背景を大事にしながら研究しようと思います。

【受講生の声 Vol.2】 皆川明さん

pGUでの研究発表を終えた皆川明さんの声をご紹介します。

・JpGUに参加した感想
 今回が初めての学会参加で、当日は緊張していて、発表が終わるまで小刻みに震えていたせいで翌日筋肉痛になりました(笑)。それでも、約2年間の成果を口頭発表出来たので達成感がありました!また、今回は英語での口頭発表で、研究の説明、質疑応答を通して英語が書けるのと、実際に話せるのとでは大きく違うということを痛感しました。また、他の研究者の方々の発表を聴くことで興味のある分野をより広げることができました。

・SSP+の活動を通して学んだこと、経験して良かったこと
 調べる前に自分で考えるということです。解決すべき問題点があったときに、その解決策がわからないからといってすぐに調べてしまうと、後から自分のストーリー、アイデアを考えるときにどうしても既存のものに引っ張られてしまいがちです。また、思考停止せずに、たくさんのアイデアを出すことの重要性も学びました。

【受講生の声 Vol.1】 山田佳怜さん

JpGUでの研究発表を終えた山田佳怜さんの声をご紹介します。

・JpGUに参加した感想
 今回の英語での研究内容の説明や質疑応答を通して、自分に自信がついたので、思い切って挑戦する良い機会になりました。また、他の発表者の研究を見ることで、様々な新しい分野に触れることができました。難しい研究内容が多かったですが、これから自分が大学で研究する分野を考える上で、とても刺激を受けられました。SSP+での研究活動や、JpGUの発表準備は大変でしたが、参加して良かったです!

・SSP+の活動を通して学んだこと、経験して良かったこと
 SSP+での研究活動は、自分で「考える」ことを改めて意識した2年間でした。インターネットの情報や周りから聞いた課題ではなく、自分が課題を「考える」という頭の使い方はこれまで行ってこなかったことに気が付きました。研究を進める中で、思ったように結果が出ないことはたくさんありましたが、その度に改善策を「考え」、トライアンドエラーを繰り返し、発表までやり遂げたことで、とても成長することができました。

高校生3名がJpGUで研究発表!

2022年5月22日-6月3日に、日本地球惑星科学連合(JpGU) 2022年大会が開催されました。
SSP+からは3名の高校生が参加し、一般セッションにて口頭発表を行いました。

これまで、約2年をかけて研究してきた成果をスライドにまとめたり、英語での発表練習をしたりと、一生懸命準備を進めていました。
全員が初めての学会参加でもあり緊張しているようでしたが、本番はプロの研究者を前に自信を持って発表し、英語による質疑応答にもしっかりとした対応ができました。

参加後の高校生からは、「自分に自信がつき、思い切って挑戦する機会を得られた」や、「(学会でほかの研究者の)発表を聴くことで興味のある分野をより広げることができた」などの声が聞かれ、今回の学会参加を通して、SSP+での学びをさらに深めることができました。

【受講生募集】2022年度の募集開始

2022年度のSSP+の受講生募集を開始いたします。
地球規模課題の解決につながる研究に取り組みたい高校生の方の募集をお待ちしております。

詳細はこちら

プレスリリース:「SSP+」3期生募集のお知らせ
高校生に届くようなメディアや新聞等での記事の掲載にご協力いただけそうな方は、ぜひこちらまでご連絡ください。
support@sspplus.org