SSP+とは

SSP+(Super Scientist Program Plus)は、主にインターネットを通じて、大学生や大学教員のサポートを受けながら、高校生の皆さんが実際に研究活動を行うプログラムです。
高校生のうちから学会発表や論文執筆、そして英文誌への投稿を目標として研究に取り組んでいます。
研究を通して、人類が直面している地球規模の課題解決を目指します。


SSP+の活動

全国から高校生を募集して、先行テスト通過者が受講生となります。
受講生は活動期間中、毎週1回のウェブミーティングを主体とした研究活動を行います。
ミーティングには大学生や大学教員が参加し、高校生の研究について一緒に議論します。
そのほか、研究合宿や発表会、実習を通して、ほかの高校生や大学生、大学教員との交流を深めます。
受講生には、柔軟な思考で研究に取り組み、他の受講生や指導者との科学的なコミュニケーションをとることで、下記の能力の向上を期待します。

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代表挨拶

全国の高校生の皆さん、こんにちは!
特定非営利活動法人スーパーサイエンティストプログラムプラス(SSP+)理事長の徳植啓康(トクウエヒロヤス)です。

SSP+は、「北海道大学Super Scientist Program(北大SSP)」を前身とするプログラムで、高校生の柔軟なアイデアをもとに、地球規模課題(SDGs)の解決に資する研究活動を行うプログラムです。
SSP+で求める研究活動は、一般的な自由研究や学校課題の枠を超え、世界の誰もが発想したことがない、挑戦的で新規性の高い研究活動です。

「そのようなテーマを高校生の自分に発想できるのか」と思うかもしれません。
しかし、私たちSSP+は、高校生だからこそ生み出すことのできる視点やアイデアがあると確信しています。
専門知識を十分に備えていない今だからこそ、既存の学問的枠組みにとらわれず、柔軟で挑戦的な研究テーマを発想できます。

私も北大SSPの修了生の一人で、高校生でありながら大学教員と対等に研究活動を行う環境、自分自身のアイデアで世界の誰も挑んだことがない研究活動に取り組んでいることに感動したことを覚えています。
私のほかにも、専門分野を学び研究活動に取り組む大学生、大学院生のTA(ティーチングアシスタント)が、大学教員のアドバイザーとともに皆さんの研究活動を支援しています。
私たちTA・アドバイザーとともに、アイデアの出し方を学び、TA・アドバイザーを使って自分のアイデアをブラッシュアップしてください。

高校生の皆さんの柔軟な発想力を活かし、現役の研究者に思いつかないような新たな視点、手法で研究を行いませんか?
本気で研究活動に取り組みたい皆さんのご応募をお待ちしています。

特定非営利活動法人スーパーサイエンティストプログラムプラス 理事長 徳植啓康


NPO法人SSP+ メンバー

大学生・大学院生(2025年度)

名前出身高校現在の所属
徳植 啓康 (理事長)横浜サイエンスフロンティア高等学校名古屋大学大学院
環境学研究科
岩永 真侑平安女学院高等学校社会人
梶 みゆき旭川西高等学校茨城大学
堅田 凜平 横浜サイエンスフロンティア高等学校社会人
佐々木 優衣青森高等学校立命館大学大学院
生命科学研究科
佐藤 伶音青森東高等学校北海道大学大学院
医学院 医科学専攻
定講 早紗羅
滝川高等学校社会人
高成 真輝旭川東高等学校東北大学大学院
工学研究科ロボティクス専攻
髙橋 可愛大宮国際中等教育学校
松崎 巧札幌日本大学高等学校茨城大学
工学部情報工学科
松村 竜之介奈良工業高等専門学校北海道大学大学院
総合化学院物質化学コース
山田 佳怜東京都立白鷗高等学校カリフォルニア大学
バークレー校
吉川 絹佳市立札幌開成中等教育学校社会人

アドバイザー(2025年度)

名前所属
高橋 幸弘北海道大学 教授
成瀬 延康滋賀医科大学 准教授
川俣 大志北海道大学 特任准教授