北海道大学で春季スクーリングを開催

2024年3月28日~30日の3日間、北海道大学の札幌キャンパスにて、「探求初歩講座」(春季スクーリング)を開催しました。本イベントは、北海道大学DX教育連携部門との共同で実施されました。

講座では、高校生同士での探求課題についてのディスカッションを行いました。さらに、名古屋大学宇宙地球環境研究所 兼 横浜国立大学先端科学高等研究院台風科学技術研究センターの坪木和久教授、筑波大学生命環境系の高橋純子助教、明治大学農学部の佐藤直人助教(講演順)の三名による、メソ気象学、森林科学、土壌物理学に関する特別講演、宇宙ミッションセンターの見学など、盛りだくさんのプログラムでした。

【6/9締切】2024年度SSP+5期生の募集開始!

こんにちは!

4月1日から,2024年度の受講生の募集を開始しました!

募集締切は2024年6月9日です。

SSP+に応募してみたいけど、まだ活動についてあまりよく分からない方のために,

後日説明会動画をアップロードする予定です。

また、本年度は一部高校での説明会も開催する予定です!

—-応募から活動開始までの流れ—-

〇応募フォームに記入

 こちら(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdoUdGdBnXpo4IRtFSEHXx-mMoFB01VP5_FJfnQ2SW3wOjrtg/viewform?usp=send_form)

 を提出後、後日担当者から記入いただいたメールアドレス宛に個別説明会の案内を送付します。

   ↓

〇個別説明会・面談に参加(オンライン)

 こちらから、SSP+での活動について説明をします。

 また、応募者の方の取り組んでみたいことについてお話していただきます。

   ↓

〇選考テストの受験(オンライン)

 応募者の方の持っている科学の知識を活用しながら、論理的思考力や創造力などのアピールをしていただきます。

 過去の紙面記述式課題はHPに掲載しています。

   ↓

〇結果通知

   ↓

〇プログラム開始

 7月ごろの開始を予定しています。

—-お問い合わせ先—-

疑問点・不安点は応募フォームほか,ホームページのお問い合わせからご連絡ください。

【受講生の声 Vol.6】藤戸優衣さん

・JPGUに参加した感想
 自分より経験が豊富な方々が大勢参加している中、私がJPGUに参加して大丈夫なのだろうかと最初は不安でした。しかし、実際に学会が始まると不思議と自信を持って堂々と研究発表をすることができ、日々のオンラインミーティングの重要性を実感しました。また、様々な国で様々な分野を研究している人たちが集まる場で、自分の研究に対する意見を聞くことができたり、他の人たちの発表を聞くことができたりしたことは、大変貴重な経験となりました。サポートしてくださった先生方・TAの皆様、本当にありがとうございました。 

・SSP+の活動を通して学んだこと、経験してよかったこと
 毎週行われるオンラインミーティングでは、調べた課題に対して考えたアイデアや試作中のプロトタイプなどを発表し、その後フィードバックを受け、研究を進めていきました。研究を始めた当初は、先行研究に囚われてしまい問題解決へのアイデアが思いつかなかったり、研究ストーリーを上手く作ることができなかったりして、研究の難しさを痛感しました。しかし、先生やTAの方からの指摘をもとに、何がいけなかったのかやどうしたら良いのかを考えていく過程を通して、自分で考える力や忍耐強さ、そして論理的思考力を培うことができたと思います。

【予告】2024年度の募集スケジュールについて

2024年の募集スケジュールについてお知らせします。

募集開始:2024年4月1日

募集締切:2024年6月9日

〇応募フォームに記入

 こちら(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdoUdGdBnXpo4IRtFSEHXx-mMoFB01VP5_FJfnQ2SW3wOjrtg/viewform?usp=send_form)

 を提出後、後日担当者から記入いただいたメールアドレス宛に個別説明会の案内を送付します。

   ↓

〇個別説明会・面談に参加(オンライン)

 こちらから、SSP+での活動について説明をします。

 また、応募者の方の取り組んでみたいことについてお話していただきます。

   ↓

〇選考テストの受験(オンライン)

 応募者の方の持っている科学の知識を活用しながら、論理的思考力や創造力などのアピールをしていただきます。

 過去の紙面記述式課題はHPに掲載しています。

   ↓

〇結果通知

   ↓

〇プログラム開始

 7月ごろの開始を予定しています。

【受講生の声 Vol.5】 瀧上蕗さん

・SSP+活動を通して学んだこと
 私はSSP+で、自分でストーリー、枠組みを作るということを学びました。
「研究はテーマが決まるまでが半分」
研究のテーマは、問題解決へのストーリーを作っていく過程で決まっていきます。いまどういう問題があり、それは先行研究でどうとらえられているのか。問題解決につながりそうで、先行研究に不足している要素は何か。それを明らかにするアイデアを考え、計画する。こういった流れです。ストーリーにちょうどいいテーマを考え付いたと思っても、扱う範囲が広すぎるなど、実現できなければ固執せず次です。といっても振り出しに戻るわけではなく、枝から幹に戻るように、ストーリーを逆にたどり、他にテーマになりそうなものを考えます。ここで自分でストーリー、枠組みを考えておくことが重要になってきます。自分で整理し、何度も考えて組みなおした流れでないと、ストーリーを辿ったり、新しいアイデアをとらえることが難しいと感じました。

【受講生の声 Vol.4】 柴田眞子さん

・SSP+活動を通して学んだこと
 活動を通して、地球規模の課題に対して科学者として向き合う際に欠かせない姿勢を学びました。課題の的確な認識、感覚や他の文献に惑わされない確立した思考力と、研究を継続する高い問題意識が唯一無二の解決策の考案に繋がるのだと実感しています。アドバイザーやTAの方々、そして同輩の自らの研究分野に対して真摯に取り組まれる姿が、自分の研究の刺激となっていました。また、課題に対してこれほど向き合ったことはないのではないのではないかというほど一つのテーマを深掘りすることができたのは貴重な経験だったと思います。今後は、自分の研究で組み込んだリモートセンシングの手法を、環境や生態系の状況把握へ応用する方法を考えていきたいと思っています。実りの多い時間をありがとうございました!

・JpGUに参加した感想
 私は当日海外にいたため、オンライン中継でのフラッシュトークを行いました。加えて、オンライン会場にて英語プレゼンテーション(録画)を行いました。自分の研究の新規性や重要性をどうしたら最大限に伝えられるか、試行錯誤しながら、ポスターのデザイン・発表原稿などを英語で作成しました。当日は、画面を介してでの発表だったのであまり緊張するとは思っておりませんでしたが、実際の会場の真剣な雰囲気やオンラインでの参加者の多さに飲み込まれそうになりました。それでも毎週のミーティングでの練習の甲斐があってか、当日はスムーズに話すことができました。学会では研究ストーリーの伝え方が肝であることを学びました。大変貴重な機会となりました。ありがとうございました!

北海道大学で冬季スクーリングを開催

2024年1月5日~7日の3日間、北海道大学の札幌キャンパスにて、「探求初歩講座」(冬季スクーリング)を開催しました。本イベントは、北海道大学DX教育連携部門との共同で実施されました。

講座の中では、衛星画像解析の授業や、高校生同士での探求課題についてのディスカッションを行いました。さらに、Johns Hopkins大学応用物理研究所のR.Lorenz博士による惑星探査機に関する特別講演、宇宙ミッションセンターの見学など、盛りだくさんのプログラムでした。

参加した受講生の声
・ 宇宙ミッションセンターの見学で、衛星が造られる現場を見ることが出来てすごく面白かった。
・ 自分の研究課題の方向性に迷っていたので、色々な人から意見を貰えて良かった。もっとアイディアを出せるよう、様々な視点から考えられるようにしたい。
・(大学の先生方のお話を聞いて、)着眼点と発想次第で世界でひとつだけの研究ができると実感することができました。

全国から集結! 東京スクーリング開催

10/14-15にかけて、東京駅でスクーリングを開催しました。
4期生が入ってから初の対面イベントです。

全国から、受講生が5名, 大学・大学院生TAが5名, 大学教員が3名参加しました。

二日にわたって、研究議論や受講生の研究発表、大学院生TAの研究紹介などを行いました。
普段は顔の見えないメンバーと、対面で話すことのできる貴重な機会ということもあり、和気あいあいとした雰囲気の中で活発な議論が交わされました。

次回のスクーリングは2024年1月に北海道の札幌で開催を予定しています。

受講生がJpGUで研究発表

2023年5月24日、日本地球惑星科学連合(JpGU) 2023年大会が開催されました。
SSP+からは受講生の藤戸さん参加し、一般セッションにてポスター発表を行いました。

発展途上国を中心とした、清潔な飲料水を日常的に確保できない人が多くいる地域で、安価に各家庭で利用できる紫外線水殺菌装置の開発についての発表でした。

ポスターの前では何人もの研究者が足を止め、藤戸さんの発表に耳を傾けていました。ときおり、参加者から研究について質問され、議論を交わす場面もありました。