SSP+ 中間活動報告

SSP+ 中間活動報告

2021.4.4  掲載

はじめに

SSP+の中間活動報告です。
高校生との本格的な活動が始まってから、およそ半年が経過しました。

現在は、7名の高校生が研究に取り組んでいます。
TA&アドバイザーを含めた全体ミーティングと、受講生のみで行う高校生ミーティングの週2回の会議を通じて、それぞれの研究テーマについて日進月歩進めています。
研究テーマの一覧を報告書の一番後ろに掲載しているので、是非ご覧ください。

当初は13名の受講生とはじめた活動ですが、学校生活や課外活動との両立が難しいと辞めてしまった方もいます。指導の仕方も含め、反省点はありますが、継続してくれている高校生が面白い研究をできる場を提供し、学会発表や論文投稿を目指して頑張っていきます!

⦁ 活動内容

研究ミーティング

火曜日:1班 全体ミーティング 20-21時
   :2班 全体ミーティング 21-22時
水曜日:3班 全体ミーティング 22-23時

 毎週の研究ミーティングは、まず受講生の皆さんに学会での発表を意識して研究のプレゼンテーションをしてもらい、アドバイザー・TAからフィードバックをする形式で進めています。
※全体ミーティングとは別に、受講生のみでお互いの研究のディスカッションをする高校生ミーティングも週1回行っています。

スクーリング

・基礎レクチャー:2021年8月1日〜8月15日(オンライン)

受講生同士の自己紹介や、プログラムの説明を行ったのち、アドバイザーの先生、TAから研究に必要な知識や具体的な解析方法についてのレクチャーを行いました。
オンデマンド講義も交えたため3週間にわたるプログラムとなりました。レポートの書き方や文献の探し方と言った今後の大学生活等でも役立つ内容から、SSP+の得意とするスペクトル解析や人工衛星画像解析といった講義も実施することができ、受講生のSSP+の活動の土台を作れたのでないかと思っています。
自分自身も、レクチャーを通じて、改めてTAやアドバイザーをやってくれている方々の得意な面を再認識することができ、意義深いものとなりました。
(TA 藤田)

・第一回札幌スクーリング:2020年10月28日(対面)

札幌スクーリングは、10月28日の夕方に札幌日大高校を会場として行い、札幌圏在住の受講生5人と教員1名、TA1名が参加しました。SSP+として初めて対面形式でのイベントであったため、受講生同士ならびに教員やTAと親睦を深めることができました。 冒頭にはTAによる研究紹介を行い、研究発表のイメージを共有しただけでなく、受講生が積極的に質問するなど活発な議論がなされました。また、後半には普段のミーティング班とは異なる受講生の組み合わせで研究議論を行い、研究計画の問題点や展望を議論し合いました。毎週のビデオ会議でのミーティングとは異なり、非常に打ち解けた雰囲気で議論できたため、受講生の士気をさらに高めることができたと実感しています。
(札幌スクーリング担当: TA平田)

・第1回東京スクーリング:2020年10月31日(対面)

10月31日、東京のレンタル会議室にて第一回スクーリングを開催しました。Zoom以外での初めての顔合わせということで、各々の自己紹介から始まりました。次に、大学生TAによる研究紹介を行い、高校生とともに研究の進め方について再確認しました。その後、高校生に自分の研究アイデアを発表してもらいました。TAや教授からは質問、意見が次々と飛び、高校生は苦労しながらもそれに受け答えていました。その後はグループに分かれて一人一人の研究アイデアをより深く議論しました。オンライン上では体験できない和気あいあいとした雰囲気の中、じっくりとディスカッションを行うことができました。今回はコロナの感染リスクを考慮し2時間限りの開催でしたが、今後も情勢を見ながら、親睦を深めつつ研究を加速させるようなスクーリングを開いていきたいと考えています。
(東京スクーリング担当: TA堅田)

・第二回スクーリング:2021年1月24日(オンライン)

昨年12月には第2回目のオンラインスクーリングとして、前半は研究に関する個別相談会、後半は親睦を深めるためのグループアクティビティを実施しました。個別相談では、新鮮な雰囲気でお話し出来るよう普段の担当TA以外のTAとペアを組んでもらいました。また、後半のグループアクティビティでは「コロナ禍にでも食事会をするための方法」についてアイディアを出し合いプレゼンテーションを行いました。

(第二回担当: TA安本)

・第三回スクーリング:2021年2月(オンライン、個別)

2月は受講生の模試の期間とかぶることが多く、全体ではなく個別のスクーリングを行いました。すでに実験を始めている受講生とは、動画をつなげながら今行っている実験手法の問題点や今後の計画などを話し合いました。
また、装置の開発を目指している受講生とは、回路図の書き方や必要な部品の発注などのサポートを行いました。(TA 藤田)

次ベージ:今後の予定

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